彼女がこの学校にきてよかったのは、こいびとの彼とあえたことと すてきなともだちができたことっていうからわたしはわらいながらめがじんじんする いっしょにいるのがわたしでよかったなんていうから彼女はにくいかわいくてしかたない 手相の、感情線のはいりかたがにていると気があうんだっていうはなしで手をひっぱられて彼女のきれいな手とわたしのみくらべて ぜんぜんちがうねえってわたしがいったら おかしいなって本当に眉間にしわ、手相なんてあてにならないって水をとくとくのむ ふるいうたをわたしはちいさくちいさくくちずさむ  それはそうとわたしもずっとまえからこの学校にきてよかったのは彼女をふくめてすてきな友人ができたことだとおもっていたよ だってほんとう わたしは彼女みたいに恋人もいないから、それ一点のみ それだけでがんばっている
さいきんの夜みるゆめはすごくどろどろしていて ふう、ふう、おきるとつかれるのだけれど きみも知らないおじさんもでてこない よるはただ波のたたないどろどろとしたゆめ きみはバスでねむるかるいゆめにたまにあらわれるからわたしはバス一番おくのいっこまえの席ふかくすわってふるいうたをうたいます きみをずるずるあたまのなかにひきとめているわたしをきもちわるくおもうから吐き気がするんだろう ずっと水にしずんでいればぜんぶ溶けでて、わたしもまっしろいわたしになりたい だれかのあたまのなかにわたしはいますか きみばっかりわたしのあたまにすみついて わたしはだれのあたまにもすみつけないからここできたなくすわりこんでいる くろいかたまりみたいな影をたらす


---


ピクトグラムみたいなわたしのかげがすき わたしのゆいいつすきなところ 足下からすううとのびる影 あたままんまるピクトグラムみたい

---

テスト勉強すすまない
今回はぜんぜん授業にでていないから、いそがないといけないのに
あと2日しかないのに、まだなんにも知識ない ゼロ むしろマイナス

 

きょうはとてもくだらないあそびをして予備校さぼってかえりました
たのしかったけど 途中からずっとふわふわぐらぐらしているわらうのがきつかった つくりわらいではない
ひさしぶりに学校いったのでつかれたのかなとおもう
かわいい子をみる男の子の目はやっぱりしあわせそうでかわいい子はすごいとおもう かわいいは外見どうのこうのじゃなくて才能 かわいいはしあわせをつくる わたしはかわいくもないし、愛される才能も愛す才能も乏しくて となりでわらう「かわいい」でかすむかすむ きょうもさむくてかたあがっちゃうよねみかんばっかりたべてる

 

だいじょうぶ
ひさしぶりに図書館に行きたくてうずうずする よみたい本がある
今日みたいにしんしんさむいといったこともない黒いおおきなうみをおもう
さむくてちぎれそうなはだしのゆびじんじんしながら あるきたい
くろいタイツ 紺色のわたし
うみにいけなくったって おもうだけでじゅうぶん じゅうぶんしん、となれるわたしはとてもしあわせ


---




土地勘がほしい
バス停にいると、いやそうでないときもだけれど しょっちゅう道をきかれる。どのバスか、とかここにいきたいんだ、とか わたしは16年間ここにいるけれどちっとも場所の名前もしらなければ行き方もしらない すいません、って申し訳なさそうにへろへろのわたしなんかにいう わたしっていいひとそうなんだろうか話しかけやすいんだろうかと思うけどたぶん不機嫌ふきげんなかおしている はず。今日なんかもうさむくてさむくて、バス停で肩をこーんなすくめちゃってかつかつ歯ならして もう、もう、バスはやくこいはやくこいもう、きらい、きらい ぶちぶちおもってるわたしタイツ小指の爪くらいの穴あいていて すいません、あの、ってこわいおにいさん来たわたしはもうおろおろ 物腰が想像のふたまわりもやわらかくてなんだか頬ゆるまったりしたけれど結局おしえることできないわたしにちいさなしあわせがしゅん 枯れましたつめたい風であっというまです
ところでどうでもいいけれど しょっちゅう っておもしろい言葉 しょっちゅう
初中後しょちゅうご の音変化か、らしい ふーんん しょっちゅーう しょっちゅうの例文が「ー遅刻する」でわたしのことだ ずばーん たいくつな授業では黙々とじしょをめくりますぶあつーいくわしーいのがほしいな



しあわせなわたしはしあわせなので
きょうも自分にもぐり
すごく弱いものを掬いだしてうっとなったりしています
しあわせなわたしはしあわせなので
きょうもぐうとちいさくなります
平和な日々はわたしを深くまでもぐらせて
わたしはちいさくなる
ばかなのでぐりぐりと記憶をいじったりする

---



 


 


  




---

やすい歌詞のうたがきんきん耳にまとわりついて集中できない
あたりまえのようにこっちに近づいてこようとする歌詞がきらい
もとめていない うたとわたしにはあいだがある
そっち側で完成しているそれをわたしはきく こっちにふれようとなんてしなくていい
こえと こえの発せられるさまだけでもわたしはじゅうぶんだし
音楽はわたしの寂しい背中をなでるようなものじゃない
わたしのかんがえはそうだけれど それは正しいものじゃないので こっちに近づいてくるような歌詞をむししてききます さいきんは音楽をきいていないなあとおもいました
わたしたいまーずくちずさんで彼女がんんんとおかしいかおします もんだいない たいまがだいすきー


---


続きを読む >>
 


きみはわたしにすきっていってくれたけどわたしは結局一度だってすきっていわなかった
あの子がすきなんかじゃないよね、よね、ってめをみて手をにぎる すきじゃないよね、ね、 そんなわけあるかっていうあの子の 「ね、」 すきじゃないよっていう  「すき」どころかひていしました わたしはうそつきとかもうそんなんじゃない きみはわたしがあやまるとおこりました わたしはこわくて なきそうで だってきみがこわいかおしていてはじめてみて、わたしはきみのめがきん、とするのをはじめてみて わるくないのにあやまるなって だからまたあやまります  わたしはどうかんがえたってきみよりもきみのことがすきでした わたしはきみがいったかろやかなすきとちがってひどくおもたい きみがいつかぎゅうと握ったわたしの手は、ひとりでつめたく ひえひえ 知らないおじさんに手のひら真ん中らへんもまれたりしてないたりするんです きみのなまえをくちにすることができません きみのなまえはあたまんなかのきみとおなじであんまりきれいで声にできない 風邪なんかひいてきみのゆめみて 知らないおじさんのゆめみて わたし風邪なんかひいたせいでまた けほけほ、ぽろんて いっこなみだむだにしました



---




あたまのわるいわたしはもっとどんよくに



---






39℃



海沿いのまちにすみたい
制服、白のしろのブラウス 紺のスカート
はだしで
夏と冬と
木がたくさんあって、林があって たてものは背の高さをきそわず
猫が道の真ん中でふてぶてしくねむり
古そうな車が、がたがたこわれそうに ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ 走って
海がある
わたしはうみのまちにうまれたい

よるにぎゅう、となったわたしはころげるようにとびだして ひとりくろいうみにあいにいく
わたしはうみのまちに


---





彼女のくびすじ キスの痕 跡
だってわたしはどうしたってそうだから
ベッドの上で壁にかこまれたひとり
わたしのかんがえることなんてつまんなくてほんとうにつまんない 今日はいていったくろいタイツ 足の裏あおの油絵具ついている
わたしはけっきょく型のなか かちかちの やわらかい、わたしくらげになりたいなんておもっていたけど なんだろうわたし昆虫かちかちの型おさまっている なにもまもれたりしないくせにそんな固い
キスとかじゃなくて だきしめてほしい   なにもなく それぞれ別々のゆめをみてねむりたい となりでねむってほしい安心しきった顔でわたしもあんしんおやすみ
キスとかじゃなくて あたまをなでてそこにいて
つかれたらよりかかる背中をかして 骨でごつごつかたくてわたしはしっかりささえられてピン、となる 背中をかしてね
彼女のくびの あと
やっぱりわたしだって女臭くって 吐き気。


---


はっきりと残ったあと。特に傷跡。
消えないで残ったあとかた

以前に何かが行われたしるし
以前に何かが存在したしるし


---


ミシンがほしい


---


続きを読む >>

でかけようとおもってたきょうはもう19:21 
あおいゆうのカレンダーよやくして、彼女にじまんした
あおいゆうはもうなんだかずるい
ずるいよね だいすき






しんでしまえよ
さあ、ここで あたまにこびりついたぜんぶ捨てきれやしないんだろうどうせ
しんでしまえよ
ここでみているよ
わたしのためにわたしはしんでしまえ
わたしのためにわたしはしんでしまおう
しんでしまえよ
きょうのかぜはつめたくひゅんひゅんふくから
みんなみんなさらっていってくれる
安心して
さあ、いま
しんでしまおう
なにものこしていくんじゃないよ
わたしはきみはおまえは、いま、ここで
しんでしまうよ
つめたいかぜにぜんぶさらすよ
ひとびとのかおにしあわせの赤が
しんでしまおう
しんでしまうから
そこでみている そこでみていて


---







---


 

まじょのオペラにむかしの、非公開にしてたのをのっけた
むかしのそれはなつかしいのとしんせん
むかしのそれのほうがいまよりいいとおもったりなんかしてわたし進歩するどころか退化しりぞけた
あたまのうみそ年々ちぢんですかすかつまらんわたしにかためられてく
ひどい、ひどくつまらないこ あたまあけても骨しかなくてその骨さえもすかすかすぐおれる たいくつ


 

わたしはあたまんのかの肉のない もわもわいまにもきえそうなしろいしろいきみにあって
どうしようもないどろどろのわたしをさらにどろどろとさせるのです
あほみたいでしょう きもちわるいのいつまでも、もう存在しないにんげんじゃないへいめん平面のきみがもわもわまっしろかんぺきだから
なまなましいにんげんくさいそんなのもううけつけられないんです まっしろのきみであたまがいっぱいです
きみにもういちどいまあったとしてわたしはぽろぽろないてしまうかもしれません まっしろではないにんげんくさいおとこくさいきみに
わたしはもうそんな そんな、
きみはもうかんぺき わたしのあたまのなかでぐるぐる理想でかためられ しろくしろくなり
ずりずりひきずりつづけます わたしのあたまできみは手のとどかない高みまで達し それでもずっときれいなえがおで 八重歯みせて
わたしはだからもう そんなそんな もうすきとかきらいとかそういう
わたしはうけつけられないのです


続きを読む >>
1/5 >>
......